DIY:ヘッドフォンの修理02

前回の記事はコチラ
DIY:ヘッドフォンの修理01 - GreenLAB

材料や道具も揃ったので、いよいよ修理開始です。
まずは先端のプラグの部分を切り取って配線をむき出しにします。

配線を切断する場合に便利なのがこちらの道具ですが、なくてもカッターで全然問題ないです。


カッターで緩めに力を入れるだけで簡単に切り取る事ができました。


この後に銅線のコーディングをはがす作業が必要なのですが、私の場合、何度も失敗してどんどん線が短くなっていきました(涙)。
なので慣れてない人は念のためあまりたくさん切り過ぎないほうがいいと思います。


中は赤、青、ゴールドと綺麗に配線が分かれていました。
電子部品ショップの店員さんの話(うろ覚え)と書いてもらったメモから
想像するに、多分赤、青がそれぞれ左右のプラスの配線に該当し、ゴールドが対になるるマイナス(GNDに接続)に該当すると思われます。(思いっきり勘ですが多分間違ってないと思います!)


まずは赤やら青やらゴールドやらににコーティングされている部分はお互いの電気信号が影響しないように絶縁されているので、皮膜部分をはがす必要があります。
方法としては

>ライターであぶる
>ヤスリで削り取る
>はんだごてで溶かす

等ですが、自宅にはライターがなかったので、はんだごてで溶かしてヤスリで削ることにしました。

が、お手入れが悪かったのか、どうもはんだごての先端部分が
酸化してしまっているようで温度がうまく上がらず
うまく溶けない→先端以外の部分で溶かす→溶けすぎて焦げる
というループにはまってしまいました。。。

ネットで調べてみると、スポンジでこて先を拭けば取れるということですが
そんな生易しいお手入れでは全然ダメだったので、禁断の先をヤスリで削る(最近のはクロームメッキがされていてダメだそうです)ことでなんとか対応できました。


とりあえずコーディングを無理やり剥がして、ヤスリで軽く削った状態で
替えプラグにとりつけてみて音確認をしましたが、なんだかうまく聞こえたり
聞こえなかったりといった感じです。


ちなみに替えプラグに仮でとりつけて音の確認をするには、こちらのミノムシクリップを使用しました。


原因はコーディングの剥がし方が悪いための接触不良ぽいですが、うまく聞こえる場合もあるので、もう強引にハンダ付けすることにしました。

しかしこの後もハンダこての先端部分の温度が適温にあがらないため
ハンダが玉になってくっつかないという典型的な素人作業ミスが続き
先を削ったり配線を削ったりといった試行錯誤が続いて
最終的にはヘッドフォンのコードがどんどん短くなっていきました(泣)
(必死になりすぎて写真もありません・・・)


あちこち削りまくって、なんとか音も聞こえるまでにはんだつけも終了したので
後はホットボンドではんだつけ部分を固めてなんとか終了!

見た目はあまりよろしくない感じだし、いつハンダつけ部分が切れるか分からないですが、とりあえず復活して心なしか前より音も良くなったような気がするので(←プラセボ効果)とりあえず成功ということで。。

DIY好きとしては、できれば電気方面も簡単な修理やら自作できるようになりたいのですが、超初心者レベル(スライム)のヘッドフォンの修理でもこのありさまでは危険すぎて全然だめですorz


今回参考にさせてもらったサイトはこちらです
http://matome.naver.jp/odai/2135305430016009501


とりあえずどこか電子工作をを教えてもらえるところがないか検討中です。
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